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花盛り朗読




原宿の朗読会について

Posted by 小林大輔 on 23.2020 日記 1 コメントを投稿
原宿の朗読会は、どうしたら良いんだろうか。
しばらく延期するべきか、と私は思い悩んでおりました。
と申しますのが、この所のコロナのぶり返し現象を見ているからです。
コロナの第二波と思われる現象が、東京ばかりでなく、各地に見られるのが原因です。

原宿の朗読会のゲストは、すでに決まっています。
高瀬希実子さん。田中早苗さん。内田洋子さんの三人です。
この決定している三人は、朗読会を延期しようがどうしようが、是非とも出演してもらおうと思っています。
私が自信をもって、白羽の矢を立てた人達です。

ところが、問題はお客様です。
この朗読会を、コロナ騒動が終わるまで延期したとしても、固定したファンのお客様がいらっしゃいます。どんなにお客様の人数を少なく見積もっても、毎回35名のお客様が原宿まで来て下さいます。

私の主義として、朗読は生の声をお聞かせするもので、マイクを使ってやる、などは朗読にあるまじき邪道だと思っておりました。
その点、お客様の人数35名を収容するには、安東みどりさんの、あのスタジオは、まことにころ合いの大きさなのです。

7月21日火曜日。私は安東みどりさんのスタジオで行われる、、別の歌のレッスンを見学に参りました。
この会が、私の朗読会を実施するヒントにならないか・・・と思ったのです。

飯村孝夫先生の指導する歌のレッスンは、ピアニスト・安東みどりさんのピアノで快調に行われました。
ただし生徒の数が少ないのです。
終わって、率直に、私の朗読会を実施しても良いものかどうかを、安東みどりさんに聞いてみたのです。

その結果、やはり一番問題と思われるのは、観客の数です。
ソーシャルディスタンスを取って・・・と言われますと、このスタジオは、せいぜい20名のお客様が、ゆとりを持って掛けていただくのが限界です。
それ以上のお客様には、せっかく入場を希望して原宿までお越しいただいているのに無下にお断りをし、帰ってもらうなどと言う事は出来ません。

そこでコロナがほぼ収まって、通常のお客様35名が収容できるようになってから、毎月一人、計3名のゲストに登場していただく。
こうして3か月の朗読会を開催する。
これ以外、方法は無いように思われます。

結論としては、私の朗読会は、年内は見送り。
来年のどこかで、コロナの感染がほぼ終息した所で、安東みどりさんのスタジオを使用して、実施する。
そして3か月に亘って、ゲストをお一人ずつ登場していただき、私の朗読会を開催する。そう結論付けたのです。

では、その朗読会は、来年のいつなのか、今のところ、私も期日については申し上げられません。
ご案内は決定次第、素早く確実に出します。
また、常連のお客様には、私から電話でご案内もいたします。
どうぞ、それまでお待ちください。

聞こえますか?

Posted by 小林大輔 on 16.2020 日記 0 コメントを投稿
城北中央公園のウォーキングと、その上コロナの関係で休止していたスポーツ・クラブが再開したため、この所私は、二重の体力増強が計れています。

おかげで私の体重は、コンスタントに62キロを計測し、場合によっては61キロに減っている事もあります。
知り合いの人から「おや、少し痩せたように見えますが・・・」と言われる事もあります。

私は、自分で自分の裸を鏡に写してみて、お腹がだいぶ凹んでいるように自分でも思います。
あのつらい腹筋運動をしなくても、せっせと歩いているだけで、お腹も凹みますし、体重も歩くことで絞る事になるのでしょうか、確かに軽くなりました。

ただ、正直に申しますと、この所私は、耳が少し遠くなったような気がします。
私は78歳の高齢ですから、耳が遠くなってもしょうがないのかも知れませんが、
家内から「パパ!このテレビ、音が少し大きいわよ!」と言われたり、
「あら、2階の私の部屋で、ほら、うちの猫が鳴いているわ」と言う、その猫の声が、家内に言われて初めて気が付く、などと言う事が、しばしばあるのです。

まあ、耳の悪い老人は、概して長生きすると言いますから、一長一短あるんでしょうが、「情報を敏感にキャッチしたい」と日頃から、自分で思っている私には、これはかなりハンデです。

人は情報をキャッチするのに、主に目と耳をフルに駆使しますが、どちらかと言えば、目よりも耳から入る情報の方が多い・・・と言う人も有ります。
人の声も含めて、音から入る情報の方が、人がキャッチする情報量として、はるかに多いのでしょうか。

そう言えば、うちの家内が、こう言っていました。
昔、実家の両親が健在だったころ、実家に帰りました。
その時、老齢の父が、台所仕事をしている母に、こう言ったと家内は言います。
「お母さん、私は生まれ変わったら、またお母さんと一緒になりたいなぁ・・・」父はそう言ったといいます。
それを聞いたお母さんは、どう反応したと思いますか?

お母さんは聞こえないフリをした、と言うのです。
本当に聞こえなかったのか、それとも聞こえないフリをしたのか、それは家内にも定かではありません。

でも、お父さんのこの言葉に対して、お母さんがまともに答えようとすると、どうしてもつい、ウソを言う事になります。
父がどれほど厄介な男であったかは、それは母が知り尽くしていたのでしょう。
そこで母は、聞こえなかったフリをした。と家内は言うのです。

この所、家内は、耳が少し遠くなった私に、多分に意地悪くなっています。
「パパには、こんな事言っても、聞こえないのよねぇ・・・」とこれ見よがしに大声で言っているだけに、私にはそれが良く聞こえます。

耳が充分でない事から、私はだんだん孤独に追いやられて行きます。
「人の言っている事など、聞こえなくても良いんだ。オレはオレ・・・」とうそぶき、唯我独尊。一人で閉じこもり勝ちです。

ウォーキング・雑感

Posted by 小林大輔 on 09.2020 日記 0 コメントを投稿
前のブログ「2泊3日の関西旅行」の時に見かけた風景です。
コロナから解放されて、やっと家庭ごもり、巣ごもりから解放されて、私共夫婦は、関西旅行に出かけたのです。

往きも帰りも、私共夫婦は、新幹線を利用しました。
しかし、なんと新幹線の乗客の少ない事。
ソーシャル・ディスタンスで乗客をまばらに配置してある配慮かと思いましたけれど、どうやらそうではないようです。

JRの窓口の係の人が「どうせ、こんなに少ないなら、距離を置いて座っていただこう」と親切心なのか、ヤケのヤンパチなのか、お客をそう配置したのでしょう。
確かにその日はウィーク・デーでした。

家内は「うわー、こんなに新幹線に乗る人が少ないのなら、いずれ新幹線の料金、上がるわよ。コロナの影響って、こんな所にもあるのね・・・」と言って少ない乗客を見回していました。

案の定、今朝の朝日新聞にJR東日本の社長が定例会見で
「(コロナが終わったとしても)以前のように利用客は戻らないと思う。コストやダイヤ運賃の見直しのための検討を始めています。」
と言うコメントが記事になっています。

ところで、都知事選は、小池百合子さんの圧勝で幕を閉じましたが、私は、あの選挙ポスターの掲示板にどうしても気になる事がありました。

2段目です。立花孝志さんの左右の欄には堀江貴文さんが、堂々と写真に写っています。
では、堀江貴文さんは都知事選に出ているのかと思うと、この人は出ていません。

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2段目の写真にご注目下さい 

それでは、2段目中央の立花孝志さんを、わざわざ応援するように、都知事選には出ていない堀江貴文さんをPRに使ったのでしょうか?

このポスターは、私の生活圏の中で見かけるもので、せいぜい私は4ヶ所ぐらいしか見ていません。
しかし、私が見た4ヶ所とも、全てそうなっていたのです。
他区でも、別な地区でも、そうなっていたのでしょうか?
そうだとすると、これは問題です。

 私は誰かに、この真偽を尋ねてみたいと思いながら、ついにそれを果たさず、
7月5日の都知事選を迎えてしまいました。

都知事選が終わっても、まだこの掲示板を片付けていないので、
私はこの写真を撮る事ができました。

さて、私のウォーキングは、午前が4000歩、午後が6000歩、計10000歩は続いています。
旅行から帰宅しても、これは同じことです。
その他、スポーツクラブが、コロナから解放されたために、ウォーキングの1日10000歩の上に、スポーツクラブのプール歩きが加わりました。
しかしスポーツクラブのプール歩きは、水着だけですから、スマホにはカウントされません。

梅雨空の毎日ですが、午前と午後それぞれ1時間ぐらいなら雨が降っていない時間は、結構あるものです。
雨の隙間を縫って、10000歩ちょっとを歩いています。
一日中雨に降りこめられて、とうとう全く歩けなかったと言う日は、月のうち1日か2日ぐらいなものなんですよ。
スポーツクラブは室内なので、これは雨の降っている時間に充てています。

2泊3日の関西旅行

Posted by 小林大輔 on 03.2020 日記 0 コメントを投稿
さあ、6月の29日と30日。そして7月1日は私共夫婦の関西旅行です。
家内が、京都の高校時代に仲の良かった友人、山下さんご夫妻の案内で、関西の名湯・有馬温泉を訪ね、
翌30日は山下さんのご主人の郷里・淡路島にまで足を伸ばし、その夜は季節のハモを食べると言う2泊3日の旅行に誘われたのです。

コロナがまだ収束していない折柄、直前まで今年の旅行の計画をかなり危ぶんだのですが、6月末から何とか家籠りも解禁。どうやら旅行を決行する事になったのです。

さて旅行の初日、6月29日は、関西の人にはお馴染みの有馬温泉に宿泊です。温泉好きの私のために山下さんご夫妻が、今年は温泉行を計画してくれたものです。

有馬温泉についてみて、気づいた事があります。
それが豊臣秀吉や賢夫人・寧々が意外にも温泉の街中のあらゆるところに見受けられます。

何事につけても宣伝上手な関西の人。
秀吉を利用しているのかと思って見ていますと、そうとばかりは言えないようです。
「太閤の湯」と言うものもありますし、温泉のメインストリートには、寧々の姿が銅像になっており、秀吉の象徴・ひょうたんも、随所に描かれています。

「へえー、この有馬のお湯は、そんなに秀吉に愛された湯なのか・・・」と思い、最も秀吉を表明している「太閤の湯」のフロント係の人から、手始めに取材をしてみました。

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太閤の湯ののぼり

「ええ、そうですよ。もともと有馬の湯とは、日本書紀の時代から薬効があると言われていました。有馬にある博物館にも、そのような記述が残っています。

しかし最も愛されたのは、やはり豊臣秀吉でしょう。これも古い話になりますが、本能寺で織田信長公が、明智光秀によって滅ぼされたニュースを聞いた途端、秀吉はハラハラと涙をこぼして信長の死を悼んだと言います。
それはそうでしょう。秀吉は信長公のぞうり取りまでしたほどの家臣ですから。

しかしその風景を見た軍師・黒田官兵衛はこう言いました。
「あなたが涙を流すのはもっともです。しかし信長公が亡くなった事で、あなたこそ天下統一のチャンスが巡ってきたではないですか。
さあ、涙なんか流してないで、これからどうして天下を手中に収めるか、それを考えて下さい。

それからもう一つ。私は戦国の世に、若い時から長きにわたって幽閉される憂き目を見て来ました。
それを癒してくれたのは、有馬の金の湯が最も効果的でした。これは私の体が証明しています。そこで、あなたも有馬の湯につかってください。」と、そう薦めたのです。
秀吉の奥さん・寧々もそれを聞いて「有馬の湯治で英気を養い、次に備えることです。」とすすめたのです。

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寧々夫人の銅像

こう言われたから、有馬の湯、特に金属を多く含んだ金の湯は、豊臣秀吉に愛でられたと言われています。」
ほーらね、私の探索のおかげで、なぜ秀吉が有馬の湯を重宝したのか、皆さんにもわかったでしょう。

さて翌日は、ハモを食べるため、手ぐすね引いていた家内と、山下さんの日です。
今年は京都の祇園祭の山鉾巡行が、コロナのせいで中止になったと言いますが、蒸し暑い夏の盛りには、京都の人は夏はハモを食べて暑気払いしなければ済まないようです。

そして淡路島と言えば、今やタマネギです。
ハモの翌日は、タマネギ農家の川口千春さんの家を訪ね、ご主人の古くからの友人のよしみ、淡路島のタマネギを分けてもらいました。

その後は、淡路島から、徳島側に渡り鯛飯を食べたり、鳴門の渦潮を見学したり、また淡路島に戻り、広大な兵庫県の公園、色とりどりの花さじきを観賞したり・・・。

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家内と山下さんのご主人

特に印象深かったのは、新幹線に乗るために神戸駅に戻った時の事。
山下夫人からこんな提案があったのです。
「そうだ、神戸の北野を中心とした丘陵地帯は、明治以降、外国人の居留地として有名だったのよ。最後にそこをちょっと覗いてみない。異国情緒たっぷりよ・・・」との申し出。

昔は「北野クラブ」、今は「神戸クラブ」と言っている外国人専用のクラブから、車も行かない狭い坂道のまわりにビッシリ建っている、全く日本の建物とは思われない北野と言われる外国人の居留地を、老人の足ではかなり辛い坂道を、時間まで見て回ったのです。

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ある外国人居留地

私共夫婦は、この外国人居留地の一角は
「へえー、日本にもこんな場所があったのか・・・。神戸らしいな」と格別の興味を感じ、
「では、詳しい探訪は、次回に譲ろう」と早々に新幹線に乗ったのです。

知名度と実力

Posted by 小林大輔 on 29.2020 日記 0 コメントを投稿
広島の朗読の先生、阿部律子さんからこんなメールをいただきました。
「今、NHKであるタレントが、若い別なタレントさんを相手に、森鷗外の「高瀬舟」を指導しています。この番組を、出来れば小林さんも見て下さい。
このタレントの指導ぶりを小林さんのご意見として、忌憚なく私に述べてくれませんか・・・」
と言うものだった。
(私は、指導する人も、指導される人も、ここではタレント名はあえて伏せました。)

私はその時、生憎と城北中央公園をウォーキング中でしたから、その番組を見られなかったのですが、その内容については、阿部さんが考えた内容が、すでに概ね理解できたのです。

私の経験からすると、番組を制作する人も、番組を見る人も「高瀬舟」を指導したタレントの事を、「朗読では定評のある人」と思い込み過ぎてはいないでしょうか。
それはそのタレントの朗読の実力を正しく評価したのではなく、そのタレントの持っている知名度を第一に考えてはいませんか?

こう言った例が広島にもあります。
広島のある博物館に、原爆に関する展示物が常設されていました。
その会場の解説に、吉永小百合さんが起用されたのです。

吉永さんの知名度から言って、彼女を起用した事は、その博物館の大ヒットでしょう。
会場を訪れた人たちは、吉永小百合さんの解説なら、喜んでその解説を聞くでしょうし、故郷の土産話にもなるでしょう。

しかし、もっと世間を広く見るならば、広島に在住している朗読者の中にだって、朗読や解説の実力ならば、吉永小百合さん以上の人は、いるかも知れないのです。

では、吉永小百合さんを起用した博物館側の狙いは何かと言いますと、それは一般に知られた彼女の知名度と思われます。
小百合さんは、原爆に関する朗読をしばしばやっていますが、あの方は、朗読が本当にお上手ですか。
博物館の人は知名度や知られたイメージこそ、この全国的な博物館に相応しい人と、吉永小百合さんを積極的に評価したのでしょう。

解説や朗読の実力を問題にするよりも、その知名度やイメージこそ、最も大切なものと評価したのです。

私は阿部律子さんの指導者として言いました。
「いいですか、あなたは着実に、朗読の実力を養いましょう。きっといつの日か、静かに、確実に養った実力が物を言う時があるでしょう。
知名度やイメージを優先して、この人は朗読も上手いはずだと思うのなら、それはそれで、その人が持っている一つの評価です。タレントはそれでも良いではないですか。

あなたは、その事とは関係なく、朗読が本当に好きな人に、キラッと光る朗読の良さを見せてあげれば、それで良いじゃないですか。
少なくとも、私はあなたを指導していますから、あなたが朗読で、どこを目指しているか、良く知っていますよ・・・」
私は、そう言ったのです。
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小林大輔の朗読CD

★朗読CD第1弾「山月記」と、
第2弾の「恩讐の彼方に」、
第3弾の「雪女」「耳なし芳一」
「高瀬舟」から、
一部をご紹介します。
それぞれのCDの解説は
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