花盛り朗読


横浜の朗読教室がスタート

Posted by 小林大輔 on 25.2018 日記 0 コメントを投稿
5月23日(水)、横浜の朗読教室がいよいよスタートしました。

お世話役は横浜市の港北区にお住いの県会議員・はかりや珠江さんと、港北区にある中学の元校長先生だった鈴木美代子先生。
私は、このお二人に教室スタートまでの、こまごまとした準備を全てお任せして、とてもお世話になりました。

この朗読教室はもともとは慶応大学・日吉校舎の銀杏並木の左手にあるファカルティ・ラウンジを会場に、年4回行っている私の朗読会。これが産みの親です。
この朗読会が先にあって、そこから誕生したものが、この横浜の朗読教室なのです。

朗読の事をあれこれやっている私にも、こんな例は初めての事です。

このイベントは「ちびっ子シアター」と称して、対象はちびっ子、つまり幼い子供達が中心なのですが、そのお母様方のご苦労にまず報いようと朗読会を実施し、お母様方に朗読を楽しんでいただいた物です。

しかし単に小林さんの朗読を聞くばかりでなく、小林さんを講師に招いてお母様方に朗読教室で学ぶ機会を作ってはどうだろう・・・という所まで話が発展したのです。

超多忙だった主婦業や、子育て、家族の雑事から解放されたベテランの奥様方が改めて学ぼうとする意欲は、今、目を見張るばかりです。
ここでも朗読を聞くばかりでなく、学んでみたいと言う奥様方の積極的な姿勢が、この横浜の朗読教室を生んだのです。

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会場の教室風景

第1回の今日の会場は、横浜の港北公会堂。
6月20日(水)に行われる2回目からは港北図書館2階の会議室が、レギュラーの会場となります。


来月からのご案内

「ほのぼの朗読くらぶ」
《今後の開催日程》
第2回 6月20日(第3水曜日)
第3回 7月25日(第4水曜日)
第4回 8月22日(水曜日)
第5回 9月26日(水曜日)

※最寄り駅 「菊名」特急の停車駅です。
※時間 午後2時~4時(受付は1時30分から)
※会場 港北図書館 2階 会議室
※参加費 毎回500円(おつりの無いようご協力ください)
※テキスト 250円(5月~9月まで使用します)
《備考》
・毎月のご連絡は致しませんので、ご了承ください。
・ご不明な点は事務局にお尋ねください。
《事務局》
はかりや珠江
電話 045-546-1491
PHS 070-5556-1491
メール t-hakariya@i.softbank.jp


今日は、その港北図書館の館長さん・木下豊さんまでが一生徒として参加して下さったのです。

今回は約30名が登録。
そのうち今日の出席者は25名。
私は25名の生徒を対象に、テキストにした宮沢賢治さんの「セロ弾きのゴーシュ」をブロックに分けて、出席者全員に、早速朗読の声を聞かせてもらいました。
私の教室は、もうスタート時から、立って皆さんに顔を向けて朗読してもらいます。
「人慣れ」する習慣は、将来とても大切です。

その結果、横浜の生徒さん達は、朗読のレベルが相当高いぞ・・・この事が講師の私にもよくわかります。

このように横浜の方々を対象に、朗読教室を新たにスタートできるなんて、私は講師としてやる気満々です。
きっと楽しい、充実した朗読教室になる事でしょう。

横浜方面の皆さん、来月の第2回から、あなたもこの朗読教室に参加なさいませんか。おすすめします。

ゲスト熊澤南水さん

Posted by 小林大輔 on 09.2018 日記 0 コメントを投稿
5月の第一月曜日。
ゴールデンウィークも終わって、私の原宿の朗読会の日です。
この日私は「ひとり語り」の熊澤南水さんをゲストに迎えて、南水さんと共に、落語の「芝浜」をやる日です。


出典:季刊誌「にぎやか談話室」
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熊澤南水さん


「芝浜」を南水さんと夫婦役で朗読劇でやっていただくについて、私から南水さんに頼み込みました。
南水さんは「ひとり語り」を得意とする方。通常、台本を持たずにステージに立つ方です。

でも私とやる「芝浜」に限っては、私の突然の注文ですから、台本を見ながらやって下さい。
全文暗記する事前のご努力はなさらなくて良いですよ。

その代り、その後、南水さんがお一人で語る山本周五郎の「糸車」は、これはいつものあなたの「ひとり語り」の良さを存分にご披露ください。と、このように申し上げました。


出典:季刊誌「にぎやか談話室」
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ステージで「ひとり語り」をやる南水さん


つまり、今回のゲストの熊澤南水さんには、二度の出番が用意してあります。
ひとつが私とやる朗読劇「芝浜」
もうひとつが南水さんお得意の「ひとり語り」で山本周五郎の日本婦道記より「糸車」
この二つをご披露いただこうと言う志向です。

これでお分かりの通り、この日の私の狙いは2つあります。
時の人・熊澤南水さんが私と共にやる朗読劇でどのような朗読を見せてくれるか。
そして南水さんお得意の「ひとり語り」では、どんなステージを見せてくれるか。
私はこの得がたい機会を、私の朗読教室の生徒達に、南水さんの2つの違いを見てもらいたい。この思いだけだったのです。

会場は一杯のお客様でした。
立ち見の生徒も来てくれていました。

そして案の定、ゲストでお迎えした熊澤南水さんの朗読劇と「ひとり語り」は、お客様にも私にも深い感動を呼んだのです。

南水さんのステージから、我々が随分と学ぶべき所や、勉強すべき所。取り入れるべき所を見せてもらったものです。
私は、今回、ゲストに熊澤南水さんをお迎えした事は正解だった!!と思ったものです。

南水さんのこのステージで、朗読を楽しむ人にも満足を差し上げましたし、次代の朗読とはどんなスタイルになるのだろう…次を見越した朗読好きの人達にも参考になったと思ったのです。

朗読が、とかく出演している人達の独りよがりに終わって、来てくれたお客様の気持ちを無視しているケースが往々にしてあります。
しかし、私が提案する朗読会は、お客様の心に何かを残したい…
それは感動でも、次代の勉強でも、笑いでも。
この思いに一杯なのです。

ブームの朗読会に提案

Posted by 小林大輔 on 07.2018 日記 0 コメントを投稿
ゴールデンウィークは、この時期でなければ長期の旅行に行かれない人達のために、私は遠慮して静かに家にこもって朗読の勉強。これがこの時期の私の恒例です。
ところがこの時期、都内のあちこちで「朗読会」のイベントが盛んに行われており、私は結構暇を見てはちょこちょこ「朗読会」に行ったものです。

私は人の朗読会を見に行くとき、チラシに書いてある朗読作品は図書館で本を借り、事前に目を通してから行きます。出演する朗読者に敬意を払ってそうするのが習慣になっています。

文学作品は数限りなくありますから、私が知らない作品を得意としている朗読者が結構あるものです。
その点朗読は今やブームと言えるでしょう。

しかし皆さんの朗読は、概ね私の想定内。予想のつく朗読です。
朗読会と言えば、きっとご出演なさる方にとっては、満を持した晴れの日であるはずなのに、皆さん割とおとなしい朗読や、月並みな作品の朗読に終わっているケースが多いように思います。

しかし中には「おやっ!」と目を見張る朗読のやり方や、「そうか…。この作品をこんな風に朗読するんだ…。」と言う新発見をする朗読者もあります。
やはり朗読会には足を運んでみなくては…と納得したり、いい勉強になったりするケースもあります。

そんな中で色々な朗読を見た結果、こんな2つの提案をいたします。
この考えは、私のブログや朗読教室ではいつも主張していることで、取り立てて新しいものではありません。
しかし朗読会に出演している皆さんに伺ってみたいのです。

1・朗読ですから、自分が読む台本を持ってステージに出てくるのは当然と言えば当然です。
しかしこの「台本を持っている」という動作がなんとも素人っぽいと思いませんか?他の芸で、台本持参でステージに出てくる話芸がありますか?
思い切って発想を転換して下さい。台本を持たずに出てくる。そう言う朗読者は、もう何人かいます。
その人は主に「ひとり語り」と言っていますが、台本を持参しないでステージに出てくる人のメリットを上げてみましょう。
●舞台を自由に動くことが可能です。(朗読はほとんど動きがありません。特に書見台に台本を置いている場合は、動きが制限されます。)
●視線を常にお客様に置くことができます。(ひどい場合は朗読する人が視線を台本に置いたまま…と言う事があります。)
●両手の動きが表現を補完します。(手の動きが人の言葉を補っているものです。)
●間の取り方が極めて自然です。(自分のペースで文章の間が作れます。)
朗読が素人芸と陰口を叩かれるゆえんは、主に台本を持って朗読者が現れるところにあります。

2・朗読に入る前に、本番の朗読に費やす時間を少し削っても、今日のお客様に柔和な視線を向けてアドリブで話す…。これは必要な事ではないでしょうか。
そこでは本日お越しいただいたお礼や、朗読する私は何者であるかの自己紹介。そしてこれから朗読する作品をどうして選んだかの理由などを語ります。
これが無くていきなり「芥川龍之介作・藪の中!」と朗読に入るから不自然なのです。
ほら何事も前戯があって、それから本番に入ると言うのは当たり前でしょう。
ここも素人っぽいと言うか、朗読者のあせりを感じてしまいます。

この2つを提案いたします。
これは朗読をどうやるか以前の問題でしょう。

ブログ、まもなく10万件!

Posted by 小林大輔 on 07.2018 日記 0 コメントを投稿
私のブログ「小林大輔のほのぼの朗読」がまもなくアクセス数10万件に達しようとしています。
当ブログに閲覧カウンターを設置しており、このところ加速度がついたように数字が増えています。
それが間もなく10万件に達しようとしているのです。

私がブログを書き始めたのは、朗読教室を始めた時期とほぼ一致しています。
「朗読の事をテーマにしたブログを書いてみよう」
そう思ってスタートしたのが平成21年(2009年)2月。江古田にあるブティック・カトレ様主催の朗読教室の開講と共に、このブログもスタートしました。

ちょうど今が5月のゴールデンウィークの終わり。来年の5月1日で平成と言う元号も改まると言う事がかしましく言われています。次は何という元号だろう…。
世界広しと言えども、元号があるのは日本だけだとも聞きます。

私が講師をしている朗読教室で誇れることが一つあります。
スタートする時、相談役だったブティック・カトレの店主の発想ですが、ママはこう言ったのです。
「ねえ小林さん。参加する生徒に喜んでもらうために、この教室に集まる生徒達に経済的な負担をかけない朗読教室を思い切ってやってみない。そのために会場費や光熱費の必要経費だけは生徒みんなで分担するけれど、講師である小林さんや、お世話係である私も一切お金はいただかない。そう言う朗読教室をやってみようよ…」

それは面白いと私も賛成して、生徒にはワンコイン(500円)で済む朗読教室をやり始めたのです。このスタート時の事を、私は昨日のように思い出します。

それが約9年前。ほぼ10年経って未だに生徒から集める受講料は500円。
私の教室は増えましたが、この料金は今でも同じです。

現在私の朗読教室は高田馬場の(株)ニチリョクの教室が毎月第二水曜日の午前と午後の2つの教室。
この会場は客席30席。いつもいっぱいで今日の教室が終わって帰る時、来月分の予約をすぐしておかないことには参加できないほど好評です。

一方私が住んでいる練馬区は第四火・金曜日の2回の教室で、いずれも午後のみ。ここも満杯。
会場は豊玉リサイクルセンターで、こちらは私の出身校、早稲田大学の練馬稲門会が主催です。

それからまだ一度も開催していませんが、横浜港北区の県会議員・はかりや珠江さんにお世話役になっていただき、横浜の朗読教室が5月から始まります。
5月23日(水)が第一回の教室で、私は今から張り切っています。
横浜方面ではすでに25名を超す方々が応募してくれて開講を待っていると言います。30名はすぐに超すでしょう。

そうすると私はトータル毎月100名を超す社会人の方々に朗読を教えている事になります。

受講料はスタート時から変わらず500円。ですが私がお教えする内容は、どこの朗読教室にも負けない絶対の自信があります。
私の教室から次々と本格的な朗読家や、朗読のボランティアが巣立っています。

教室の雰囲気は、いつも明るく底抜けに楽しいもので、生徒の笑顔が絶えません。
社会人教室ですから、目くじら立てて学ぶより、まずは明るく楽しい雰囲気がなくっては…そう心がけています。

私はこうして教室で培った朗読力を、毎月第一月曜日に原宿の朗読会でご披露しています。
ここではお招きしたゲストに私が「朗読感」をインタビューし、ゲストと私の朗読をふんだんにお聞かせする事を主眼にしています。

元フジテレビのアナウンサーと言っても、私は現在テレビには意図的に出ていません。あれは若い時だけで充分です。朗読一筋に専念している現在を、むしろ誇りに思っています。

私がアナウンサーになる事を目指した学生時代、色々な有名な方が指導してくれたものです。
しかし私からお金を受け取ったとか、月謝を支払ったと言う人は不思議に誰一人いなかったのです。
おかげで私は目的通り、充実したアナウンサー生活を過ごせました。

私は今その当時のご恩返しのつもりで、集まった朗読好きの生徒さんを心を込めて指導しているのです。

受講料500円の朗読教室は、おそらくまだまだ続くでしょう。それと並行して、朗読についてのこのブログは、今後もぐんぐん伸びるでしょう。

朗読がうまくなるために(5)

Posted by 小林大輔 on 26.2018 日記 0 コメントを投稿
朗読が上手い人と、そうでない人の差はどこにあるんだろう…。
話がいささか抽象的になりますが、この差を明確に見極める事ができるなら、あなたも朗読が上手い方の側に立つことができます。

「私も朗読が上手くなれるなら、上手いと言われている人がやっているテクニックぐらい取り入れますよ…」誰でもそう言うでしょう。
では朗読が上手い人の「それ」とは果たして何でしょうか?
朗読が上手い人がやっている「秘訣」と思える部分を、私はここであなたに公開しましょう。
それを実行するかどうかはあなたが選択してください。

それはストーリー性のある物語を朗読する場合
テレをかなぐり捨てて、作中の人物になり切ることです。その人物に没入する事です。

「ええー、それが秘訣?そんな事簡単じゃないの。人から朗読が上手い人と言われるのなら、そんなことぐらいやりますよ。今だってそれをやっているんだけどなぁ…」そうおっしゃるでしょう。

それをやっているつもりでも、実際には少しもやれていないから、朗読が上手い人の側に立てないんです。

本当になりふり構わず、テレを捨てて真にその人物になり切るなら、今のような朗読はしていない筈です。今あなたが思っている何倍も登場人物になり切る必要があります。

これは朗読だけの芸に限りません。すべての芸に通じる事です。その芸を全うしようとするプロは演じる時どこか「狂気」を感じるものです。それはお分かりでしょう。
断っておきますがプロは日常生活でも狂っていると言うのではありません。日常はきわめてまともです。
つまりあなたの朗読はどこかプロに徹していないでアマチュア臭さがまだ残っているのです。

もしあなたがプロとして、その人物になり切ろうとするなら、今と違って見えて来ることが山ほどあるはずです。
あなたが思っている以上に、その人物を取り巻く状況が沢山沢山見えてきます。
プロは多くの情報の中から一番ピッタリな物を見つけ出して、それを表現しているのです。

結論としては「自我を捨て、本当の朗読のプロになり切ろう」とするかどうかです。プロとはこの境界を越えている人です。

「そこまでしなくていいんじゃない」とおっしゃるなら、あなたの朗読はそれ止まりです。それはそれであなたの生き方です。なにも朗読のプロになるだけが、あなたの人生ではありません。

しかし「毒を食らわば皿まで…」と朗読が上手くなることに唯一の喜びを感じるなら、自我を捨てプロとして作中の人物を演じ切る事です。
この際、中途半端は禁物です。徹底して下さい。
ただしプロの朗読者になって、そこに価値を見い出すかどうかは、あなたの生き方次第と再度申し上げます。

それが出来た時、あなたは周りの人から「バカ」「変人」と汚名を着せられるかもしれませんが、反面「朗読に関しては、あの人はプロね。間違いなく上手いわよ…」といつの間にか尊敬されるようになっているでしょう。
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小林大輔の朗読CD

★朗読CD第1弾「山月記」と、
第2弾の「恩讐の彼方に」、
第3弾の「雪女」「耳なし芳一」
「高瀬舟」から、
一部をご紹介します。
それぞれのCDの解説は
下記にあるCDタイトルから
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