花盛り朗読




原宿・朗読会のゲスト 中村雅子さん

Posted by 小林大輔 on 03.2017 日記 0 コメントを投稿
今日の原宿朗読会のゲストは、中村雅子さん。
元フジテレビ系列、福島テレビのアナウンサーだった方。
出身は青森県とおっしゃいます。

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青森県出身の作家と言えば大宰治さん。
中村さんはネイティブな津軽弁がやれるだけに、太宰治の作品を朗読させると水を得た魚のよう。
特有の雰囲気があります。

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この人の本格的な津軽言葉や青森訛りを拝聴すると、朗読教室でよくある、アクセントがおかしいの、地方訛りが有るの…と目くじら立てて地方なまり矯正に余念のない先生の顔が見たくなります。

地方訛りのある人こそ、それを武器に柔軟に活用するならば、その人特有の特徴を持った朗読にできるのに…と私は思います。

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朗読とは、そうした一見欠陥と見えるものも取り入れて、この人の売り物を作る柔軟性が大切です。


さて、今日のゲスト中村雅子さんは太宰治の作品、二作を朗読しました。

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ひとつが「黄金風景」
もうひとつが「雀こ」

特に2作目の「雀こ」は全編津軽弁。
しかし、その雰囲気は、日本人ですね、何とか掴めるんです。

その上、皆さんの手元には中村雅子さんが念入りに配った「雀こ」の津軽弁の解説書があります。これがあれば鬼に金棒。

例えば
・知らへがな…聴かせようか。
・だおん…なんだよ。
・うって…とても。
・うたて…恐ろしい。
・かそぺな…頼りない様子。
・やしめて…馬鹿にして。
・とっけらとして…おっとりした様子。

その他たくさん、津軽弁が列挙してあるんです。
でもこれがなくても、子供たちが大勢で「はないちもんめ」に似た遊びに興じている。という雰囲気は良く分かります。

中村雅子さんの朗読が、そんな懐かしい地方の香りを私たちに伝える役目も果たしているんです。

この人は元アナウンサーを脱して、今やもう一段進歩した朗読者に成長したものだ、と私は思ったものです。

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中村雅子さんは、7月21日(金)18時から、三鷹駅近くの「太宰治文学サロン」で、「帰去来」を朗読します。彼女の朗読を直接お聞きください。

お申し込みは往復はがき。抽選だそうです。
お問い合わせは、太宰治文学サロン。
TEL &FAX 0422-26-9150です。
詳しい応募方法を聞いてください。
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