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花盛り朗読






アガることの対応策

Posted by 小林大輔 on 10.2017 日記 0 コメントを投稿
毎月第二水曜日は、JR高田馬場駅近くにある(株)ニチリョクで、私が講師を務める社会人教室の朗読の日です。
午前と午後1回ずつあります。
今日は午前が14名の生徒が出席。
午後は生徒22名と、やはり家庭の主婦は、午後の教室の方が出席しやすいようです。

今日も東京は37度の猛暑。
カッと目がくらむような真夏の日差しが輝く中、教室にたどり着くだけで生徒の皆さんは汗ダクです。
まずは冷房の効いた教室で、涼んでもらって人心地に戻っていただくのが先です。

さて、今日は私の教室の特徴を1つご紹介しましょう。
現在使用している朗読用の教材は、大宰治作「黄金風景」。
これをブロックに分けて、生徒の皆さんに次々朗読してもらうのですが、そのやり方に特徴があります。

朗読する生徒は、必ず前に進み出て、仲間である生徒の皆さんのほうに向かって、立って朗読するのです。

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午前の朗読風景

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午後の朗読風景

この目的は、ボランティアに行ったり、朗読会で自分の朗読を披露しようとする際、朗読する人が、ついアガってしまって平常心を失い、本来自分が持っている朗読の力を十分に発揮できないまま終わってしまう。
そういった恐れを少しでも避けるため、私の教室が取った対応策の一環なのです。

つまり、晴れの場で朗読する以前に、教室で「場数を踏む」「人慣れする」。
このことを普段から体験しておく…。
そのトレーニングのひとつなのです。

生徒はどなたも、前に進み出て、仲間に向かって顔をさらすだけでもドキドキするといいます。
皆さんベテランの主婦なんですが、芯は純情なんですね。
ましてや、肝心の本番のお客様を前に、今からステージに出て行こうとする直前は、誰だってアガってしまって、本来持っている自分の朗読の力を発揮できないものです。

私の教室では、同じ方法ですが、やり方を変えてもう1つやっていることがあります。
それは、教室の最後に時間を設けて、毎月1人だけ、自分で選んだ作品を、約5分から長い人で15分、自分独自のやり方で朗読してみせる…。
このワンマン・ショーの時間を作っていることです。

今日は、午前が丸茂志保理さんが担当。

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午前の丸茂志保理さん

午後は宮川勢津子さんがやってくれました。

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午後の宮川勢津子さん

午前の丸茂さんは、表情とジェスチャーたっぷりにバラエティーに富んだユーモア作品を朗読。
午後の宮川さんは、絵本を手に持って生徒に優しく語りかけました。
それぞれ自分の選んだ作品で、自分の持ち味を十分に発揮したユニークな朗読です。

私は教室では、単に朗読を教えるばかりでなく、あくまで「実戦」を想定した場面をふんだんに取り入れています。
こうやっても生徒は、お客様の前に出ると、どうしてもアガってしまいます。
その経験を、今から教室で少しでも経験して、実戦に備えようというものです。

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