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花盛り朗読




アルモニアムジカのイベント

Posted by 小林大輔 on 18.2017 日記 0 コメントを投稿
台風18号が、日本列島を九州から串刺しにするように北上している17日の日曜日の雨の中、埼玉県さいたま市の埼京線の少し大宮より、JR南与野駅から歩いてすぐのところにあるギャラリーカフェ・ラルゴと言う場所で朗読会が行われました。

アルモニアムジカ


朗読会といっても、今回は少し趣向が異なります。
本格的なピアノ奏者・村沢裕子さんと私の2人による「朗読とピアノのコラボレーションによるイベント」と言うべきでしょうか。
ちょっと見ないユニークなステージです。

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ピアノ演奏の村沢裕子さん

村沢裕子さんは、普段はN響や二期会のメンバーと対等にピアノコンサート行っている実力派。
アルモニア・ムジカと言う音楽団体の主催者です。

この団体がコンサートを繰り返している目的の1つに、収益の1部を、アジアやアフリカの恵まれない子供たちの生活支援に、現地に井戸を掘ってプレゼントしようという活動があります。
今回のイベントが8基目の井戸のプレゼントです。

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インタビューする小林と村沢さん

私はこの趣旨に賛同して、本日のイベントに参加したと言うわけです。

村沢裕子さんは、ピアノの専門家と言うばかりではなく、本日のカフェ・ラルゴの会場を見つけることから、自らパソコンを駆使してチラシの作成、当日のプログラムの組み立て、お客様の動員と、何から何までスタッフとともにテキパキ進めてくれます。

私の桜台の朗読教室に参加するようになって、まだ半年足らず。
それでも本人から「小林さん、2人で朗読とピアノのイベントやりませんか?」と提案してくれたのですから、物怖じしない彼女の姿勢から、ピアノについては自信を感じます。

私は、そんな彼女に当日ピアノ演奏ばかりではなく、朗読でも出演するならきっとお客様に受けるはずと考え、多忙な彼女に電話で朗読のレッスンをすることを提案したのです。

以来週一回、時間を決めてお互いの仕事が終わった夜、約1時間、電話によるレッスンを繰り返しました。

手元に共通の台本を用意して、電話をつうじたレッスンですが、やる気になればやれるものですね。この方法はある程度成果が上がる方法だと、私にも新発見でした。
彼女はメキメキ朗読が上手くなったのです。

何しろ彼女には、当日までにはお集まりのお客様にお聞かせできるような私とのペアの朗読をやらなければ…と言う目的意識がありました。
その上彼女は、声楽もやれる、と言っていましたから、朗読に必要な「声」はもうできているのです。

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今日の第一部、O・ヘンリー作「賢者の贈り物」は、その電話でのレッスンの成果です。
彼女の朗読は会場でも大好評。私は彼女の順応性の早いことに舌を巻きました。

続いて私の朗読「さっちゃんのまほうのて」。
村沢さんは、この絵本に情感を盛り上げるピアノ演奏の役目。こちらは本職です。
私の朗読を聞きながら、随時アドリブ的にピアノ演奏する村沢さんのピアノは、私の朗読になんともしみじみとした雰囲気をプラスするのです。

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続いてお茶を飲みながら、サービスしたお菓子を食べていただくコーヒー・ブレイク。
会場のカフェ・ラルゴが、上品な会場にふさわしく、香りの良いコーヒーや紅茶を出してくれます。

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第二部、こちらも村澤さんのアイデアは異色です。
斎藤隆介さんの「花咲き山」をテキストにして、皆さんのお手元にこの台本をお配りしています。
台本を6つのブロックに分け、6人の代表の方で全文を朗読していただくのです。

「では、会場からどなたか6人の方、前に出て朗読してくれませんか…」
前に出た6人の朗読は、皆さんお上手!!
期せずして、教室の朗読風景の再現となりました。

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最後は、みんなで懐かしい歌を歌います。
歌のサンプルに、村沢さんのご友人、本格的な声楽家、二期会のアルト・唐沢裕美さんの登場です。

私は、本格的な声楽家の歌声を身近で聞く機会などあまりないものですから、この歌声には圧倒されました。きっと会場の皆さんも同様でしょう。

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撮影は全て奥富晃氏

唐沢さんのリード、村沢さんのピアノ演奏で、会場全員で「小さな秋」「知床旅情」そしてアンコール曲「ふるさと」と懐かしい歌を3曲も歌いました。

私はこんなステージと客席がほのぼのと一体となって溶け合ったイベントあまり知りません。
朗読にインタビューに、フルに活動しましたので、私は終わるとぐったり疲れましたが、充実した1日でした。

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