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花盛り朗読






第四金曜日の朗読会

Posted by 小林大輔 on 25.2017 日記 0 コメントを投稿
今日のリサイクルセンターの朗読会は、25名の生徒。
そのうち、新人の生徒さんは6名の方。
こうして、今日の朗読教室が始まりました。

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今、テキストとして使っているのは、山口花さんの犬の話。
「初めて見えたたくさんのこと」
このテキストを10のブロックに分けて、次々に生徒に朗読してもらいます。

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私の教室の特徴のひとつは、ベテランにも、新入りの生徒にも、わけへだてなく全員前に立って、生徒全員に顔をさらして朗読してもらうこと。

この意味は、少しでもあの朗読会の厳しい環境を今から体験してもらおう、と言う親心です。
果せるかな、生徒は自分の席を離れ、前に立ってみんなの視線を集めるだけで、かなり上がってしまって、ベストな朗読にはならないと告白します。

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しかしこの体験が、将来モノを言うはずです。
この体験が貴重だったということが、きっと分かるときがくるでしょう。

これに加えて、私が考えた改善部分はこうです。
「先生の良い朗読を、生徒にふんだんに聞かせてあげよう。」と言うこと。

朗読教室はどこも、生徒にテキストを朗読させることが主眼になっていて、現実には、先生の模範となる朗読を生徒に聞かせていないのが実情ではないでしょうか。

そこで私は、テキストとは別に、短い作品を用意して、この作品を私が生徒のために朗読する時間をあえてつくったのです。

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生徒が上達するためには、私の朗読をふんだんに聞かせてあげることが欠かせないことと感じたのです。

そうすると生徒は25名ですから、今日のテキストだけを取り上げると、時間内で朗読できる生徒は半数の生徒に限られます。
二列あるうちもうひとつの列の生徒は残念ですが、テキストの朗読は来月になるわけです。

生徒に声を出してもらう時間を削っても、先生の朗読を生徒に聞かせよう。
それが引いては生徒の実力向上になると考えたのです。

さて、私が生徒に朗読する作品です。
先月は江国香織さんの「晴れた空の下で」を生徒に朗読しました。
朗読する前に、生徒に私が朗読する目的を明確に告げます。
「朗読には、必ず、朗読する人が、何かに扮する、演じる、という必要が出てきます。私がこの作品の中で、何を、どう、演じているかを学んでください。」

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一方、今日の私の朗読の目的は、朗読する人に。
「本気度、狂気とも思える真剣さが朗読には必要です。」というねらいで「秋田民話・犬ぼえの森」を朗読しました。
このように私が朗読する目的を明確に示してから、生徒に朗読して上げることを実行しているのです。

朗読教室も10年となりますと、このような改善点を含めたより効率のよい見直しをしなければなりません。

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しかし私は誇りに思っていることがひとつあります。
授業料は1回500円と、この10年間、変えていないことです。
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