花盛り朗読




図書館部の先生方への朗読

Posted by 小林大輔 on 20.2018 日記 0 コメントを投稿
今日は板橋区の学校図書館部が主催する、研修の朗読講師として私が招かれました。

招かれた学校は板橋区の常盤台小学校。ちょうど4月は先生方の異動の時期だそうで、こちらの小学校でも田口洋子先生が校長としてご就任したばかりのようでした。

さて生徒が今日の授業を終えた午後、若い先生方100名余りが常盤台小学校にお集まりになって、その先生方を対象に、私が読み聞かせを実際にやってみせるのが今日のイベントです。

何しろ聞いていただくのは日ごろ小学生を指導している現役の先生方。
その上どの先生も各校の図書館部に所属し、本には手慣れた先生方だけに私もかなり緊張いたします。

常盤台小学校はこの日のイベントのために、平形佐知先生を担当として任命してくれていました。
私は平形先生と入念に打ち合わせをしながら、お集りの先生方に日頃の教室で何かご参考になる材料はないかと朗読の合間に語るお話を慎重に選んだものです。

全体は朗読を含めて約2時間の持ち時間。ちょうど私がいつも奥様方を対象に行っている朗読教室とほぼ同じ時間です。

朗読は3作品用意しました。まず絵本の朗読「さっちゃんのまほうのて」。中央のスクリーンで先生方に映像をお見せします。パソコンをクリックして映像を進めてくれるのは山口佳子先生。

続いて森鷗外のおなじみ「高瀬舟」。約30分の朗読。

3つ目が戦中、横浜の高校で教鞭をとっておられ、学校の先生の経験のある中島敦の「山月記」。
この「山月記」は戦後高校の教科書に、最も多く取り上げられた作品と聞きます。

しかし教科書に載っているのはいずれも中島敦特有の漢文調の文章です。
私はこれをかねてより思い切って現代語訳しており、中島敦の優れた作品の内容が、今の人たちにもよく理解できるような文章に改めています。
今日の先生方にも現代語訳した「山月記」を朗読しました。

イベントが全て終わって、お世話になった先生方にご挨拶をして外に出ますと、来た時の午前の雨がウソのようなカラリと晴れた青空。さわやかな雨上がりです。
思わずスマホで常盤台小学校の外観を撮影しました。

青空をバックに常盤台小学校 
青空をバックに常盤台小学校

私は現在76歳。年からして後10年生きられれば御の字。ですから特に小学校と聞くと言うに言われぬ郷愁を感じます。この心境、あなたに分かりますか?
「できるものなら、もう一度この時代から人生をやり直してみたい・・・」叶わぬ願いと知りながら、そう思うのです。

東武東上線・ときわ台(駅名は平仮名のようです)の駅前は、もともと計画的な町づくりがあった場所らしく、駅前のロータリーは巨大な深い常緑樹の緑に覆われていました。

IMG_20180418_162338_20180419171923942.jpg 
ロータリーと緑に続く放射線の広い道路がときわ台駅前の特徴のようです
関連記事

▶ Comment

▶ Post comment


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

小林大輔の朗読CD

★朗読CD第1弾「山月記」と、
第2弾の「恩讐の彼方に」、
第3弾の「雪女」「耳なし芳一」
「高瀬舟」から、
一部をご紹介します。
それぞれのCDの解説は
下記にあるCDタイトルから
ご覧ください。







CD「山月記」解説←クリック
CD「恩讐の彼方に」解説←クリック
CD第3弾解説←クリック